会社までの通勤時間が1時間、通勤のために平日は会社の近くに住宅があれば楽です。
そうした通勤や仕事のために購入する住まいをセカンドハウスといい、休日と使い分けることで生活がより豊かになります。
別荘とではどういった違いがあり、どんなメリットがあるのでしょうか。
セカンドハウスの定義や注意点についてもご紹介しますので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
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弊社へのお問い合わせはこちらセカンドハウスをマンションに!定義や目的とは
通勤や趣味を楽しむためのもう一つの住まいとして使うセカンドハウス、実はしっかりと定義が存在しています。
別荘とは異なり居住用財産になるのも特徴のひとつで、利用頻度なども影響してくるので、使用する目的がある程度固まっている方が良いでしょう。
別荘のように保養や遊興に使うものとハッキリとした違いがあり、最低でも月に1日の利用が必要になってきます。
セカンドハウスの定義
セカンドハウスの定義は、自分が普段生活している住宅以外に所持している、もう一つの生活拠点です。
そうして第二の拠点として認められるには、取得後60日以内に所在地の税事務所に申請が必要となります。
居住用財産として認められれば、戸建てでもマンションでも固定資産税などの税金が優遇される場合があります。
こうしたセカンドハウスと認められるには、日常生活の拠点になっている必要があるため、最低でも月に1日以上の使用実態が条件になる場合もあります。
同じ仕事目的であっても年に数回しか使わないとなると、第二の生活拠点として認められず、その場合は税金の優遇も受けられません。
生活拠点として高い頻度で使用する第二の住まいと考えるのが妥当なようです。
基本的に住民票は必要ありませんが、市町村によっては届出が必要になるケースもあるので、住んでいる地域に確認しておきましょう。
利用目的はさまざま
二つ目の拠点として使用する住宅の利用目的はさまざまで、仕事の通勤につかう人から趣味を充実させるためなど使い方は決まっていません。
自宅と会社にどうしても距離があって、平日は会社の近くで不便なく通勤したいと考えいるのでしたら、会社の近くにマンションを購入するのも良さそうです。
それとは逆に休日には都心から離れてすこしのんびりした環境でリフレッシュできるようにしたいと考えている方は、田舎に物件を持つのも最適でしょう。
子どもたちの教育環境にあわせて住宅を購入したため、仕事には少し不便な環境になってしまっている場合にもセカンドハウスは有効です。
週末に趣味を楽しむため、というのももちろん間違いではありませんが、最低でも月に1日以上の利用がないと生活拠点として認められないので注意しましょう。
別荘との違いは?
別荘との大きな違いはその目的と使用頻度です。
別荘は保養や避暑、遊興が目的のため、使用頻度も月1日未満でも問題ありません。
セカンドハウスはあくまでも日常生活のために使っている拠点なので、月に1日以上使用が必要となるのです。
別荘は特に税制上の優遇措置は受けられません。
セカンドハウスをマンションにするメリットとは?
マンションセカンドハウスを所持していることで発生するメリットは多く、通勤時間を短くできたり休日を充実させたりできるのが魅力的です。
日常生活のための拠点なので、生活が豊かになるメリットは当然なのですが、それ以外にも資産が増えるというメリットが存在します。
通勤時間を短くできる!
職場から離れた位置に住宅を所持している場合、会社のすぐ近くにマンションセカンドハウスを購入することで、通勤がぐっと楽になります。
徒歩数分の距離に第二の生活拠点があれば、今まで通勤に使っていた時間を睡眠や自分のための時間に使うことができます。
通勤時間が1時間を超過していると、長時間満員電車に揺られることになります。
遅延があればその分混雑は酷くなり会社に遅刻してしまうなど余計な疲れもでてしまいますが、職場近くにもう一つ拠点があればこうした心配もなくなります。
休日を充実して過ごせる
通勤とは逆のパターンで、休日は都心から離れたいと考えている場合のセカンドハウスです。
都心から少し離れた位置に生活スペースを所持することで、休日は静かにのんびりとすごしたり、自分の趣味を充実させたりすることが可能です。
都心では騒音が気になって使えない工具などを使用するDIYなどを楽しんだり、テレワーク専用の拠点にしたりなど利用目的はさまざまです。
趣味で使用する場合は使用頻度が月1日以上になるように注意しておきましょう。
資産も増え、税金面でお得
取得から60日以内に申請を出し、セカンドハウスと認められれば居住用財産として認められ、税制上の優遇が受けられます。
固定資産税や都市計画税、不動産取得税といった税金で特例が受けられるので、居住用財産が二つありつつも、片方は税金が優遇される状態となっているのです。
セカンドハウスをマンションにする注意点やデメリットとは?
便利でメリットの多いセカンドハウスですが、デメリットや注意点といったものも存在します。
基本的に第二の拠点として使うので、住宅の光熱費や通信量などの維持費はかかりますし、掃除や設備メンテナンスといった管理も必要となります。
さらに購入の際には通常の住宅ローンが使用できませんので、ローンを組む際にも注意が必要です。
住宅の維持費は当然かかる
第二の生活拠点として生活をするなら、当然ライフラインは必要です。
電気、ガス、水道といった光熱費はもちろん"ですが、場合によってはネット回線も必要になってきます。
優遇を受けて税額が軽減されても税金はかかりますので、維持するためにはある程度の経済力が必要となります。
購入したあとはローンの支払いもある訳ですから、それに加えての維持費を考える必要があるのは忘れてはいけません。
マンションならさらに管理費や修繕積立金も必要となります。
管理が大変
月に1日以上は使用が必要なセカンドハウス、清掃や管理についてはマンションならまだ管理人さんが対応してくれますが、室内は自分でやる必要があります。
住宅の管理は思いのほかやることも多く、掃除などをしないで放置していると害虫が湧いてしまったり臭いの原因になってしまったりとトラブルのもとです。
こまめな清掃のほか、エアコンや換気扇といった部分も定期的にメンテナンスが必要となりますので、管理は思っている以上にやることが多いのです。
セカンドハウスは住宅ローンが使えない?
さらに通常住宅を購入する場合に使用する住宅ローンは1世帯あたり1件しか契約できません。
第二の物件をローンで購入したいと考えているのでしたら、セカンドハウス用のローンを使用する必要があります。
住宅ローンの返済が終わっていないと、このセカンドハウスのローンも上乗せされることになりますので、毎月の返済金額は高額です。
こうした条件から審査も非常に厳しく金利も高めになっているので、セカンドハウス用のローンを使用するとなると、ある程度世帯年収に余裕がないと厳しくなってしまいます。
自分の収入にあった返済計画でローンを借りないと、せっかく購入しても支払いに追われてしまうようになってしまいますので、注意が必要です。
まとめ
マンションセカンドハウスとは、日常生活の拠点として使用する第二の住まいを意味し、最低でも月に1日以上の使用が必要という定義があります。
通勤が楽になったり趣味を充実させたり、あるいは家族が住みやすい環境を維持したりとメリットも多い反面、維持管理が大変という注意点もあります。
自分にとって快適な住まいになるよう、計画的に購入しましょう。
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