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4人家族となると、なにかと家の中が手狭で、不便に感じることもあるでしょう。
しかし、工夫次第で60㎡の広さでも快適に住めるようになるので、ここでは60㎡の広さで快適に生活するコツを解説していきます。
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4人家族だと少し手狭
住生活基本計画における居住面積水準では、50㎡が4人家族での最低限の面積になっています。
そのため60㎡は少し手狭であると感じてしまうかもしれません。
しかし、同じ60㎡でも、2LDKか3LDKかで快適さが変わってきます。
というのも、部屋が少なければ一部屋あたりの広さは広くなり、部屋数が増えると一部屋の広さは狭くなりますが個室が増えることになるためです。
閉塞感をあまり感じたくない方は、2LDKの間取りがおすすめです。
廊下の数
廊下はできるだけ少ない間取りを選ぶことで、その分部屋のスペースが確保されます。
60㎡という制限された空間のなかになるので、できるだけ余分に使われるスペースがないほうが部屋が広くなるということです。
夫婦の部屋を一緒にする
夫婦の部屋をそれぞれ設けるのではなく、一緒にすることによって、部屋も1つ余らせることができます。
それにくわえて、廊下の狭い物件を選べば、ある程度ゆとりのある生活もできるようになります。
なるべく部屋の数が余るように工夫し、快適な生活が送れるようにしましょう。
60㎡で4人家族が快適に生活するコツとは?子どもが成長した場合について
家を購入するときは、子どものことも考えるでしょう。
子どもが成長したときのことなどについても解説します。
個室について
子どもが大きくなってきたら、個室も必要になってくるでしょう。
そうしたとき、部屋割りはどのようにするかも考えたいですね。
2LDKであれば1部屋子どもに譲って、それを2人に使ってもらうなどの方法がとれます。
3LDKであれば、それぞれに部屋を渡せますが、一部屋あたりの大きさはそれほど大きくないという問題も発生します。
それぞれ将来的にどのような状態にしたいかを考えておくと良いでしょう。
2LDKについて
2LDKにした場合、1つを夫婦の部屋にすると、子ども部屋は1つしか作れないことになります。
子どもたち同士が仲が良ければそれで十分かもしれませんが、思春期を迎えるなど、プライバシーを守りたいと思うお子さんもいるでしょう。
1つの部屋しかない場合は、間仕切りのようなものを設ける必要があるかもしれません。
しかし、どうしても個室がほしい、ということであれば個室を設けやすい3LDKを選ぶか、夫婦の部屋を譲ったり、リビングを活用してもらういった形になるのではないでしょうか。
3LDKについて
3LDKであれば、夫婦の部屋も子どもの個室も用意できるようになります。
ただし、部屋が少し狭くなるので、子どもたちから不満の声は多少出るかもしれません。
夫婦の部屋は別々にしておきたいということであれば、子どもたちに納得してもらい、一緒の部屋で生活してもらわなければなりません。
どちらを選んだとしても、子どもたちの理解を得るのがもっとも重要です。
納得していない状態で無理やり部屋を一緒にしたりすると、家族仲が悪くなってしまう恐れがあります。
子どもたちの将来も想像して、快適さを維持できる間取りを選びましょう。
子どもの独立後
子どもが大きくなり、独立して家を出て行ったあとは、家の中が広く感じてしまうのではないか、と考えることもあるかもしれません。
結論からお伝えすると、子どもが独立したあとに寂しさを感じても、家が広すぎると感じることはあまりないと思います。
子どもに許可を取って子ども部屋に使わない物を保管するスペースにしたり、将来孫ができたときは孫と遊ぶ部屋にすることもできます。
部屋はあればあるだけ利用方法がありますので、もしも広いと感じてしまったときも活用法を見出してみましょう。
売却
もしも家が広く感じられてしまうときは、思い切って売ってしまったり、不動産投資をしてみても良いかもしれません。
子どもたちには事前に住まいを変えるということを伝えておけば、問題ないでしょう。
子どもたちが思い出の場所を失うのは嫌だということもあるかもしれないので、そのときは家族で相談をしながら決めていきましょう。
60㎡で4人家族が快適に生活するコツとは?資産性について
最後に、60㎡の物件の資産性について解説していきます。
無駄がない
60㎡の物件は無駄がないと言われています。
というのも、工夫次第で4人家族でも快適に生活ができ、かつ値段も70㎡や80㎡の物件ほど価格が高くないという面があるからです。
途中で売ることになったり、貸すことになったとしても相手が見つかりやすく、手放しやすいというメリットもあり、手頃な資産として人気を集めています。
実際に多くの方が60㎡の部屋を選ぶ傾向にあります。
4人家族でなくとも、夫婦2人であったり、3人家族であったり、多くの世帯が60㎡を選んでいます。
そうして選ばれているのも、無駄がなく、どのような状況になっても対応しやすいためでしょう。
需要が高い
60㎡の物件は選びやすいという話は、意外と多くの方が知っている情報です。
そのため部屋を探していて、60㎡前後で良い物件はないか、と探している方が、すぐに住みたいからこの値段で買いたいと申し出るケースもあります。
それくらい60㎡は資産性が高いのです。
もしも売ろうと思ったとき、しっかり修繕などをおこなっていれば、購入時の価格より高い値段で、もしくは同じくらいの値段で売れる可能性も出てきます。
コストパフォーマンスが高い
マンション価格は、いつ高騰してもおかしくありません。
ご自身が購入したいと思ったときにちょうど高くなることも考えられます。
しかし、60㎡の物件は価格が高騰してもあまり価格が大きくなることがないので、安心して購入できるメリットがあります。
それでいて快適に生活もできるので、コストパフォーマンスの面から見ても優秀であると言えます。
もちろん、ある程度の工夫は必要になってきますが、4人家族でも問題なく住めているご家庭が多いです。
可能ならリノベーションをしよう
マンションの購入後は、可能であればリノベーションをおこない、壁を取り外して間取りを広くするのも手段のひとつです。
リノベーションをおこなうことで物件の資産性をさらに高め、売却時の価格を上げることもできるようになります。
ただし、マンションの構造上、リノベーションに制限がかかってしまうものもあるので注意しましょう。
柱を使わず、壁だけで天井を支えている物件は壁が取り外せなくなっています。
柱があるかどうかは、部屋に凹凸があるかどうかで判断できるので、確認しておきましょう。
立地
物件の広さはもちろんですが、立地も資産性に大きな影響を与えます。
駅から徒歩5分以内の物件を選ぶなど、利便性の高い立地にある物件は、資産性が高くなります。
そうすることによって、いつか売却したいというときもすぐに売れるうえに、高価格が期待できます。
まとめ
4人家族で60㎡の物件に住むことに不安を覚える方もいますが、意外と工夫次第で快適な生活ができるようになります。
コストパフォーマンスを意識して、価格の高騰が起きたとしても良い物件に住みたいと思っている方は、60㎡の物件を選ぶことによって希望が叶う可能性が高くなります。
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