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所有するマンションなど不動産を売却する場合、できるだけ早く高値で売りたいですよね。
しかし売却する時期によって、思いのほか早く買い手が見つかったり、逆に買い手がなかなか見つからなかったり。
そこで今回はマンションを売り出す前に知っておきたい、売れやすい時期・売れにくい時期を、その理由も含めてわかりやすくご紹介。
できるだけ好条件で売却するための動き出しのタイミングについても併せてまとめていますので、マンションを売却する予定のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
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弊社へのお問い合わせはこちら不動産売却の基礎知識!マンションが売れやすい時期とは?
まずマンションなどの不動産が売れやすい時期を見てみましょう。
マンションを買おうとする動きは時期によって活発になるので、売れやすい時期はマンションを売却するなら知っておきたいポイントです。
売れやすい時期①新年度を控えた1月から3月
4月の新年度を控えたこの時期は、就職や転勤、入学や転校などによって通勤・通学しやすいところに住まいをもちたいと考える頃。
新居としてマンションを買う人も多くなるため、マンションが売れやすい時期といえます。
新年度を迎える4月には引っ越しを終えて落ち着きたいと考える人が多いことから、マンションをより早くより高値で売却するためには新年度前の1月から3月にしっかり売却活動することがポイントとなるでしょう。
ただし不動産の流通が盛んになるため、ライバルとなるマンション物件が多くなるのもこの時期。
チラシ広告やインターネットなど、売却活動ではライバルの物件に埋もれないよう工夫するとともに、同等のマンション物件と比べて高すぎず安すぎない適切価格を設定することも大切です。
売れやすい時期だからといって強気の価格設定にすると、ライバルにどんどん先を越されて売れ残ってしまうことにもなりかねません。
さらに売れ残ったまま同じ媒体に掲載され続けていると「何か問題のある物件なのでは?」と買い手から敬遠されることもあるので要注意です。
売れやすい時期②夏休み後で季候のよい9月から11月
9月から11月は、1月から3月と並んで不動産業界では常識となっている売れやすい時期。
9月から11月の時期に不動産が売れやすいといわれるおもな理由としては、以下のようなものが挙げられます。
●「慌ただしい上半期を終え、生活が落ち着いたところでマイホームを探しはじめた」
●「お盆や夏休みの帰省で、親や親戚などからマイホーム購入の資金援助の約束が得られた」
●「夏休み中にマイホーム購入についてゆっくり考え、家族みんなで話し合えた」
●「暑い時期を過ぎ、不動産会社をまわったり内覧したりしやすくなった」
●「次の春までに新居を決めるため、物件を探しはじめた」
秋シーズンとなる9月から11月は人の移動が多くなる春とはまた違う理由から、マンションなどの不動産が売れやすい時期となっているようです。
不動産売却の基礎知識!マンションが売れにくい時期とは?
続いてマンションなどの不動産が売れにくい時期もチェックしておきましょう。
こちらも、マンションを売却するならぜひ知っておきたいポイントです。
売れにくい時期①1年のうちでもっとも暑くなる8月
売れやすい時期の説明でもふれたとおり、不動産会社をまわったり内覧したりする機運は気候や天候にも大きく左右されます。
外が暑いとそもそも出かける気になりませんし、ましてや希望の物件を探すために複数の不動産会社をまわろうという気力も削がれてしまいますよね。
夏の暑さにげんなりして「もう少し涼しくなってから探そう」という思いが、不動産売買の動きにも影響するようです。
売れにくい時期②年末年始となる12月から1月
不動産業界で8月とともに売れない時期とされるのが、12月から1月にかけた年末年始。
師走の慌ただしい時期に物件を探したり、新年早々引っ越しを計画したりする人が少ないのは納得できます。
ただし1月の潜在的ニーズは高いようで「年が明けたから新居を探そう!」という人が増えはじめる時期でもあります。
軽い気持ちでインターネットなどの物件を探しはじめるのも、この時期。
前述の売れやすい時期として1月から3月となっているのは、春の購買活動につながる初動の時期ということのようです。
1月から探しはじめた人が気に入った物件を探して成約するのが2月・3月になるのは容易に想像できること。
マンションを売却するなら、こうした買い手の心理も理解しておくといいかもしれませんね。
不動産売却の基礎知識!マンション売却の動き出しにおすすめの時期とは?
マンションなど不動産売却には売れやすい時期・売れにくい時期があるのがわかりました。
では、売却の動き出しのタイミングについてはどうでしょうか?
マンションの売却では、売れるまでの活動期間として平均3カ月から5カ月かかるといわれています。
当然のことながら、引っ越しシーズンの1月から3月に売れるからといって、その時期に動き出していては遅いということ。
1月から3月の売れやすい時期にマンションを売りに出すための動き出しのタイミングとしては、11月に査定を受け、12月頃から売却活動をはじめるのがベストでしょう。
同様に、穏やかな気候で物件をまわりやすく、購買意欲も高まる9月から11月に照準を合わせる場合は、売却までの活動期間を考えて7月に査定を受け、8月頃から売却活動をはじめるのがベストといえます。
売れやすい時期以外で考慮するべき売りどきや動き出しのタイミングとは?
1年をとおして考える動き出しの時期は上記のとおりですが、そのほかにも売りどきや動き出しのタイミングとして考慮するべきポイントも。
ここでは季節以外で、マンション売却におすすめの時期を見てみましょう。
マンションの築年数が10年前後の時期
築年数が10年前後のマンションは、とくに首都圏において市場での需要が高くなっています。
10年以上の築年数になると外観や内装が古いイメージになってくるため、マンションを好条件で売却するなら10年前後の時期までが動き出しのタイミングといえそうです。
マンションの大規模修繕直後の時期
季節以外の動き出しのタイミングとして2つめに挙げられるのが、所有するマンションの大規模修繕がおこなわれた時期です。
大規模修繕がおこなわれた後は、マンションの外観や快適性、耐久性がアップしているため買い手にとっても安心感があります。
所有するマンションの売却時期を長期的に見極めるなら、大規模修繕の時期を確認しておくのもいいかもしれません。
住み替え先の物件が完成する時期
新しい家やマンションを買って住み替えるなら、新居が完成する時期もマンションを売却するタイミングとしておすすめ。
新居の完成前に売却してしまうと、仮住まいや二重ローンが負担になることも。
新居完成に合わせて売却することで、そうした余分な出費や労力を抑えることも可能です。
まとめ
マンションなどの不動産を売却するなら、売れやすい時期・売れにくい時期はしっかり把握しておきたいもの。
さらに売れやすい時期に売れるよう、動き出しのタイミングについてもきちんと見極めて売り出すのが不動産売却を成功させる秘訣のようですね。
もちろん長期的に見たマンションの売りどきも考慮するべきポイントですが、より早くより高値で不動産売却するなら、買い手の立場になって売り出す時期を考えてみるのもいいかもしれませんね。
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