新築マンションよりも低予算で購入できる中古マンション。
新築マンションは、モデルルームやパンフレットなどで部屋をチェックできますが、中古マンションはその部屋を内見して判断しなければいけません。
中古マンションの場合は、内見をしっかり行わなければあとあと後悔する可能性があるのです。
この記事では中古マンションを内見する場合のチェックポイントについて詳しく解説します。
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マンションの内見というと部屋の中を見ることを一番に考える人が多いのではないでしょうか?
しかし、中古マンションの内見では部屋の中と同じくらい大切なのが建物外部や共用部です。
というのも建物は築年数とともにどうしても劣化をおこしてしまい、その修繕に多額な費用がかかります。
また、きちんと管理されているかどうかなども、建物の外部や共用部分を内見することである程度理解できるのです。
まずは、マンション内見のポイントとして建物部分のチェックポイントを見てみましょう。
中古マンションの内見ポイント① エントランス部分
エントランスは、いわゆる建物の顔となる部分です。
エントランスが汚いと、一気に建物のイメージダウンとなるので、一般的にはきちんと清掃され綺麗な状態となっていなければいけません。
しかし、エントランスが汚い中古マンションは、管理が全くされていないと判断できるでしょう。
建物の顔といわれる部分の掃除が行き届いていなければ、他の部分も満足に清掃されていない可能性が高いといわざるを得ません。
エントランスで管理が満足にできているとどうかの判断が可能です。
また、エントランス近くに設置されているメールBOXや掲示板などもしっかりと確認しましょう。
掲示板に破れたお知らせや、ずっと前の回覧物などが掲示されている場合も満足な管理ができていないとの判断ができます。
メールBOXにチラシが溜まっている場合やチラシが散乱している状態も要チェックです。
清掃がきちんとされておらず管理面において不安が残ります。
エントランス部分は主に清掃関係をチェックし、管理面の充実度を判断できるといえるでしょう。
中古マンションの内見ポイント② 外構部分
次にチェックするのがマンションの外構部分です。
ここでは建物廻りのゴミが放置されていないかをまず確認しましょう。
ゴミが目立つような中古マンションは、どうしても管理面における不安が指摘されてしまいます。
あわせて確認するのが植栽です。
樹木が伸びっぱなしになっていないのか? 雑草は生えていないかといった点がチェックポイントです。
樹木の剪定や草刈りなどは、毎月支払い管理費の中に含まれており定期的に植栽の手入れを行わなければいけません。
外周のごみと植栽の状況を外周では確認します。
もう一つのチェックポイントが駐車場のラインです。
築年数が経過したマンションのなかには、ときどき駐車場のラインが剥がれてしまっている場合があります。
ラインが剥がれた駐車場は外観上好ましくない点と、駐車位置の不具合によりトラブルが起こりやすいことが考えられるでしょう。
駐車場のトラブルがもとで近隣住人との関係性が悪くなることもありますので、このような点もチェックポイントです。
中古マンションの内見ポイント③ 外壁部分
外壁などもきちんとチェクしておきましょう。
外壁のヒビ、雨どいのサビ、外壁タイルの欠け、破損といった部分を見ることにより建物の劣化具合が判断できます。
外壁タイルのヒビや欠落が多い場合、修繕計画に沿った修繕がなされていない可能性が考えられます。
また、修繕積立金が足りていないかもしれません。
満足に修繕がされていないということは共用部分の使用においてさまざまな不具合が起こる可能性が考えられるのです。
特に外壁のヒビが目立つようなマンションは、ひび割れ部分から雨水が入る込み、内部の鉄筋がサビついているかもしれません。
そうなると急速な劣化を引き起こすことも考えられます。
耐久性に関係する部分ですので外壁も大切なチェクポイントです。
中古マンション購入前の内見ポイント 室内編
つぎに中古マンションの内見における室内部分のチェックポイントについて解説します。
毎日生活する場所ですので室内のちょっとした不満がずっと残ってしまうかもしれません。
しっかりとチェックして低コストで快適な中古マンションを購入しましょう。
中古マンションの室内チェックポイント① 天井高と間取り
まずどのような間取りであるのかは必ず確認しなければいけません。
居住人数に対応している間取りなのかどうか?動線は使いやすいのかといった点がチェックポイントです。
あわせて、天井の高さもきちんと確認しておきましょう。
というのも天井が低い部屋は、圧迫感を感じることがあり、あまり落ちついて生活することができません。
しかし、天井高が高すぎるのも少し問題が出る場合があります。
天井高が高いということは室内の体積が多くなりますので空調が効きにくくなってしまうのです。
程よい天井高のマンションを選ぶように心がけましょう。
中古マンションの室内チェックポイント② 水廻り関係
トイレやお風呂、洗面所といった水廻りのチェックポイントです。
お風呂や洗面所といった水廻り関係で心配しなければいけないのはカビの発生です。
湿気がこもるような造りのマンションは、カビが発生しやすくなってしまい外観上も衛生上も好ましくありません。
きちんとかんき換気ができるのかどうかを確認しておきましょう。
また、給排水管が集まっていますので、下水のにおいなどが上がってくることが考えられます。
臭いが上がってこないような造りになっていればいいのですが、あまり対策がなされていないマンションなどは下水のにおいが上がってくるかもしれません。
内見したときに、水廻り関係で下水のにおいがしないかどうかを確認しておきましょう。
中古マンションの室内チェックポイント③ キッチン
女性の方が必ずチェックしておく必要があるのがキッチンです。
キッチンの高さが自分に合っているかどうか?
キッチンスペースは十分確保でき、家電が十分におけるかどうかなどを確認しなければいけません。
特に自分の背丈に高さが合わないキッチンの場合、毎日の料理を不自然な体勢でつくらなければいけないので腰を痛める原因にもなります。
また、キッチンスペースは冷蔵庫やオーブンなどいろいろな家電を配置しなければいけません。
家電が十分におけるかどうかなども大切なチェックポイントです。
中古マンションの室内チェックポイント④ 方角や日当たり
日当たりが良好なのかどうかも確認しておきましょう。
南向きだからとよく確認しないでマンションを購入した場合、前方のマンションが日当たりを遮っていたということも考えられます。
また、方角によってそれぞれにメリットやデメリットがありますので、自分がどのような暮らしをしたいのかによって方角を決定しましょう。
中古マンション購入前の内見ポイント 環境編
中古マンションの内見ポイントは、マンションの敷地内だけではありません。
環境も大きく今後の暮らしに影響します。
ではどのような点をチェックしておけばいいのでしょうか?
ここからは環境のチェックポイントについて解説します。
中古マンションの室内チェックポイント⑧ 駅までの距離や利便性
駅までの距離や周辺環境の利便性が大きく影響します。
駅までの距離は徒歩で何分程度なのかを確認しておきましょう。
また、普段の生活においてスーパーやコンビニが近くにあると大変便利ですし、病院や金融機関があるとさらに利便性は増します。
どのくらいの距離に自分がほしい施設があるのかといったことを徒歩で歩いてみて確認してはいかがでしょうか?
中古マンションの室内チェックポイント⑨ 治安や夜道の明るさなど
マンションの周辺環境の治安も大きく気になるところですね
周辺の治安がいいのかどうかも確認しておくと問題がないエリアならば安心感が増すでしょう。
エリアのある警察署のホームページなどを見ると犯罪件数などが掲載されている場合があります。
このような情報を事前にチェックしておくことや、不動産会社への聞き取りなどで治安の良し悪しがある程度把握できるでしょう。
また、夜の道路環境もチェックしておきたいですね。
いつも通ることになりそうな道を夜間に歩いてみて明るさや、人の多さを確認しておきましょう。
暗い夜道は非常に不安です。
なるべく明るい場所を選び、治安が安全な場所を選ぶこともマンション選びのポイントといえるでしょう。
まとめ
中古マンション購入は、コストが安いのですが劣化や主膳の不安もありますのでしっかりとした内見が大きなポイントです。
部屋内だけではなく、建物外部や環境もしっかりと内見しておく必要があるでしょう。
この記事が中古マンション選びの手助けとなれば幸いです。
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